引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
当記事では、勇者アバンと獄炎の魔王 2巻について、その魅力を深堀りしていきます。
この巻での展開は、シリーズの新たな方向性を示唆しており、ファンにとっては次の巻が待ち遠しいことでしょう。
※当記事内では作品のネタバレが多数あります。
ストーリーの深み
新たに仲間となったレイラと共に、ヨミカイン古代遺跡を目指すアバン先生一行。
アバン先生一行が目指した場所はヨミカイン遺跡にあるというヨミカイン魔導図書館です。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
このヨミカイン魔導図書館は原作のダイ大では登場しなかった場所で、図書館というだけあって館内には沢山の本が並んでます。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
アバン先生やレイラとの実力差を気にするロカは、本に封印された大賢者と名乗る人物と出会い、2人でヨミカイン魔導図書館に入ります。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
この巻では、ロカの成長と彼を取り巻く環境の変化が中心となっています。
新しい呪文と特技の習得
ヨミカイン魔導図書館では、レイラが魔導書を手にいれ、仲間1人の素早さを高めるピオラという呪文を習得します。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
ピオラを使うことでロカの素早さが高まり、ロカはレイラのスピードについていけるようになりました。
つまり、アバン先生一行はロカのための呪文を習得するために、ヨミカイン魔導図書館を訪れたのです。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
では何故、ロカの素早さを高める必要があったのでしょうか。
それは、ロカが思うように戦えてないのを気にしたアバン先生とレイラが、ロカを強化しようとする目的がありました。
そしてもう1つ、ロカにカール騎士団の奥義・豪破一刀を習得させる狙いもありました。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
ロカは豪破一刀を使うことで、相手の炎を切り裂いて、その先の術師を一撃で倒すに至りました。
キャラクターの魅力
ロカは自分の力不足を感じながらも、仲間達との絆を深めていきます。
そんな中で対峙したのは魔王ハドラーの側近、デストロールのガンガディアです。
アバン先生いわく、デストロールというのはトロル族の突然変異種で、書物などにのみ残されている幻の魔物です。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
このデストロールのガンガディア、元々の超パワーに加えて、器用な呪文攻撃までしてくるという強者です。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
アバン先生一行は全滅かと思いきや、そこに現れたのは大魔道士マトリフです。
マトリフは大魔道士と名乗るだけあり、攻撃と回復の両方の呪文を扱えて、その上、同時に2つの呪文を放てる強者です。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
ダイ大世界でのオリジナルの大呪文・ベタンも披露されました。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
また、大魔道士マトリフの登場は物語に新たな風を吹き込んでいます。
彼のキャラクターは読者にとっても魅力的で、彼との出会いが物語の展開を大きく左右することとなります。
もちろんロカにも人としての魅力があります。
引用：ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻
まとめ
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻」は、ストーリー、キャラクター、世界観など、多くの要素が詰まった1冊となっています。
ファンタジー冒険活劇のファンはもちろん、それ以外の方にもおすすめの1冊です。
また、この記事が「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 2巻」の魅力を感じる手助けとなれば幸いです。
